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父と母の故郷は宮城県の内陸北部にあり、地元で農家に嫁いだ母だけが残っており、父方の兄弟はその後は故郷を離れ各地へと散り、父も関東へ移ってゆきました。
そういう訳で、田舎というと、母の実家か、叔母の嫁ぎ先の大きな農家立ち寄るのが子供の頃の慣例となっていました。 夏休みのお盆の頃になると、父母と一緒に宮城のこの叔母の家によく行き、夏休みの一時を過ごしました。 近くには北上川の支流で、木々の生い茂る中を透明な水が流れる川があり、当時は人がやっと渡れるほどの木製の橋がかかっていました。 夏休みともなると、この川に入っての水遊びや、魚釣り、虫取りをするのが恒例でした。 しかし、中学生ともなると親と出歩く事はなくなり、この叔母の家を訪れる事も無いまま、30年の月日が流れました。 そして、母が亡くなり、49日の納骨には父の故郷の菩提寺の墓に、一時納骨することになりました。 この納骨の折、実に30年振りにこの叔母の家を訪れる事になりました。 さすがに30年も経つとかつての草深い田舎街もその姿を変え、川の周りも木々も伐採され、木製の橋もコンクリートにかわっていました。 30年ぶりに訪れた懐かしい土地なのですが、過去の記憶と一致するものがなく、あたりを見回すのですが、付近も変わってしまって当時の面影もありません。 そう思いながら、通りの道から叔母の家を振り返った時、当時の記憶が蘇ってきました。 ここからの風景は、確かに30年前の面影が残っており、それを期に付近を歩いてみました。 小さかった子供の目線まで下げようと座ってみると、あれこれと当時の風景が思い出されます。 しかし、当時はあれほど大きく見えた川や橋も小さなもので、遠いと思えた川もほどない距離にすぎず、大人と子供とでこれほど見える世界が違うものなのかと思わされ、ちょっとした浦島太郎の気分を味合わされました。 その後、叔父叔母に海辺にまで連れていってもらいましたが、かつて海水浴に来た思い出も蘇り、たしかに自分はここ来たことがあると実感させられるものでした。 しかし、先の震災でその海辺も壊滅的な打撃をうけ、昨年立ち寄った折にはその風景は激変し、その面影もほとんどありませんでした。 ここ十数年の間に、過去の記憶が蘇りと、そして新たにその記憶の面影が消え去るという、体験をさせられる事になりました。
by namaewasure-cm
| 2014-03-31 00:34
| 名前忘れ日記
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